倉敷美観地区で感動体験!「ちゃテラス」で作る石臼で挽きたてのお抹茶
倉敷美観地区の東町エリアにある、築70年以上の古民家をリノベーションしてオープンした日本茶専門店「ちゃテラス」に行ってきました。主に岡山県産の日本茶を使って、石臼で茶葉を挽いてお抹茶を作る体験や、茶葉を炒って作るほうじ茶づくり体験、オリジナルブレンド日本茶づくり体験などができます。カフェも併設で茶そばランチやスイーツも楽しめるおすすめスポットです。
- ライター
- 高杉郁子
- 掲載日
- 2026年6月2日
「ちゃテラス」とは?
東京から越してこられたオーナーの石井さんは、“晴れの国”岡山県には温暖な気候で育つ美味しいお茶が多いことに着目。日本茶の資格を取られ、不動産業の傍ら週末にお茶に関する体験ができるカフェを2022年にオープンしました。お茶には様々な種類がありますが元は一種類の葉で、加工の段階で味や風味が分かれていき、様々なお茶ができ上がります。こちらでは体験することでよりお茶について知ることができ、作り立ての美味しさも味わえます。またお茶の販売もされています。
お店は築70年以上の古民家
築70年以上の古民家をリノベーションしていて、倉敷美観地区の雰囲気にも馴染んでいます。古い建物ならではの急な階段で2階に上がると、1フロアに体験スペースとカフェスペースがあります。カフェのお客さんも体験が見えるので、興味津々のご様子でした。
①石臼でお抹茶を挽く体験
石臼でお抹茶を挽く体験では、碾茶(てんちゃ)という原料となる茶葉を石臼で挽いて抹茶を作ることができます。石臼は香川県の八栗五剣山で産出された庵治石を加工したこだわりのものです。碾茶とは収穫前の茶葉を一定期間日光を遮って栽培(被覆栽培)し、揉まずに乾燥させた茶葉のことです。この栽培方法により葉緑素が増え、柔らかく鮮やかな緑色になります。また、旨味成分であるテアニンが豊富で渋みが少なく、甘みと旨味が強くなります。茶葉を揉む工程を行わず、蒸した後に乾燥させるため、平たくパリパリとした形状をしています。粉末が飛散してお洋服を汚さないようにエプロンも用意されています。
5gの茶葉を石臼に置き、1秒に1回の感覚で反時計回りに3分間回します。はじめはきめの粗い抹茶が出てきますが、回すごとに細かい粉末の抹茶が出来上がります。最初の3分間で出来た抹茶は粗いため、飲むには少し口当たりがよくないのでアフォガードでいただきます。2回目は残りの茶葉をすべて置いて、同様に3分間回して抹茶の出来上がりです。
回すことにも慣れ、引き続き残りの茶葉を3分間石臼で挽くと、きめの細かいきれいな色のお抹茶が出来上がってきました。刷毛で飛ばさないように集めるのが意外に難しく、刷毛ではいてもはいても粉が残るので、庵治石のきめの細かさがよくわかりました。取り出した粉末を茶缶でこしてお抹茶の出来上がりです。
お抹茶アフォガードでいただく
最初に挽いたきめの粗いお抹茶は、アイスクリームにかけてアフォガードでいただきました。ほんのり甘いアイスクリームにお抹茶の苦みが合って美味しかったです。暑い日だったのでより美味しく感じました。
挽きたてのお抹茶を点てる
アフォガードの後に挽きたてのお抹茶をいただきます。茶杓でお抹茶を2杯入れ、湯冷ましを約70cc注ぎます。茶筅で底の抹茶を分散させるようにゆっくりまぜ、茶筅をそこから少し上げて前後にしっかり振り、泡がたったら茶筅の先を泡の表面まで上げて、ゆっくり動かし泡を細かくします。最後に中央に泡が上がるように静かに茶せんを引き上げます。自分で点てますが、お作法はあまり気にしなくて大丈夫です。
お菓子(黒豆)を先にいただき、挽きたてのお抹茶もいただいてみました。香りもよく、まろやかな味わいで飲みやすかったです。何杯飲んでも美味しくてうれしくなります。残ったお抹茶は、持ち帰り用の袋に入れてもらえます。また、茶葉のお土産も付いているのでお得感があり、おうちに帰っても楽しめます。
【石臼でお抹茶を挽く体験】
定員:4名(最小実施人数1名)
所要時間:約50分
会場:ちゃテラス2階
料金:3,300円(税込)
②ほうじ茶づくり体験
ほうじ茶とは、焙(ほう)じた茶葉のお茶です。煎茶や番茶、茎茶を焙じることで独特の芳ばしい香りになり、苦みや渋みはほとんどなく、口当たりがあっさりしたものになります。最初に焙じる前の茶葉でいただきました。焙じることでどんな感じに変化するのか楽しみです。使われている茶器も機能的かつスタイリッシュで興味津々でした。
茶葉を焙じる
焙じ器である焙烙(ほうろく)に緑茶を入れほうじ茶を作ります。焙烙は常滑焼の急須のような形をしていて、焙じ終わると持ち手を通して取り出すことができる優れものです。この日の茶葉は、岡山県美作産の「まえあかり」でした。弱火で焦がさないように煎じるのがコツです。焙じている間にいい香りがしてきました。
焙じたてのほうじ茶
焙じたてのほうじ茶を淹れてもらいました。沸騰したお湯だと渋みが出るので80度くらいのお湯がいいそうで、温度によって味も違ってくるそうです。最初に淹れてもらったお茶と色と味を比べてみました。やはりまろやかで美味しいと感じるのは焙じたてのほうじ茶です!焙じたお茶の残りは袋に入れてもらえ、持ち帰れます。
【ほうじ茶づくり体験】
定員:4名(最小実施人数1名)
所要時間:約40分
会場:ちゃテラス2階
料金:2,860円(税込)
③オリジナルブレンド茶づくり体験
岡山県産を中心にした茶葉の中からお好みの品種を配合して、オリジナルのブレンド茶を作る体験もできます。3種の茶葉と配合の割合を選び、実際に茶葉を淹れて味わいながら楽しむことができます(茶葉や配合は1度だけ変えることができます)。種類にあったお茶の淹れ方も学ぶことができ、こちらも残ったお茶は持ち帰ることができます。
【オリジナルブレンド茶づくり体験】
定員:4名(最小実施人数1名)
所要時間:約40分
会場:ちゃテラス2階
料金:3,850円(税込)
カフェでは茶そばランチも楽しめる
カフェのランチには、ほうじ茶蕎麦と抹茶蕎麦が選べるおそばランチがあり、「ふわとろ湯葉のあんかけ茶そば、ドリンク付き(税込1,380円)」をいただきました。倉敷美観地区で湯葉がいただけるのも嬉しく、湯葉と蕎麦があんかけに絡まりとても美味しかったです。ドリンクは、優雅な香りとまろやかな甘みの「おくゆたか」を冷茶でいただきました。
スイーツも充実!
お茶にあうスイーツも充実していて、玄関にあった看板が気になっていたので、「ねこもなか 2個(税込350円)」をテイクアウトしました。オーダーしてから作ってもらえるので、もなかの食感がよく、あんこも美味しくいただけました。
おわりに
倉敷美観地区の町家でお茶体験を楽しめる「ちゃテラス」は、旅行者やインバウンドの方だけでなく、地元の方も気軽に楽しめるスポットとしておすすめです。ぜひ足を運んでみてください。
【ちゃテラス】
所在地:岡山県倉敷市東町1-26
TEL:050-3091-3561
営業日:土・日曜日、祝日(不定休)
営業時間:10:00~17:00
駐車場:なし
地図
- ちゃテラス
Google Mapの読み込みが1日の上限を超えた場合、正しく表示されない場合がございますので、ご了承ください。










































































