新庄村 がいせん桜通りの3つの古民家リノベーション施設が魅力的
「日本で最も美しい村」に認定された岡山県北の小さな村・新庄村は、豊かな自然に囲まれ穏やかな空気が流れる“日本のふるさと”ともいえる場所。かつては出雲街道の宿場町として栄えた「がいせん桜通り」には、道の両側に132本のソメイヨシノが植えられ、春の満開の桜、夏の青葉、秋の紅葉、冬の雪景色と、四季折々の表情で迎えてくれます。そんな風情ある通りに昨今、古民家リノベーション施設が次々と誕生。一日二組限定の宿、セルフカフェ設置のコワーキングスペース、イベントやワークショップに利用できるレンタルスペースと3者3様。素敵によみがえった街道沿いの古民家空間で、新庄村の「魅力」に触れてみませんか?
- ライター
- おか旅編集部
- 掲載日
- 2020年7月7日
【レンタルスペース「木挽家」】
2020年7月に「みんなの「やりたい」を叶えるレンタルスペース」としてオープン。「木挽家(こびきや)」という名前は、かつて村の大工の棟梁が住み、実際に木を挽いていた場所だったことに由来します。また同時に音韻として、「いっしょに、なにかはじめる場」という意味の「Co-Beginning Flat(直訳:ともに・はじめる・共同住宅, こ-びぎにんぐ-ふらっと→こびきや(Flat=家))」という造語があてられています。
■木挽家
岡山県真庭郡新庄村1149 TEL 090-3376-0381(担当:篠原)
―「木挽家」はどんな風に楽しむ?―
【一日二組限定の街道の宿「新庄宿 須貝邸」】
かつて村の開業医だったという須貝家の旧邸を改修し、2019年7月オープンした出雲街道の宿。季節ごとに変わる新庄村の魅力を楽しめるアクティビティとのセットプランも用意されており、「日本で最も美しい村」の自然や歴史と訪れた人をつなぐ場所として営業しています。出雲街道の宿場町のひとつとして、物流、巡礼そして参勤交代で活発に行き交う人を出迎え、もてなし、見送ってきた歴史を持つ村で、里山の人々の「自然と共存しながら、自給的に生きる暮らし方」にふれることができます。
■新庄宿 須貝邸
岡山県真庭郡新庄村1144-1 TEL 050-5434-6430
―しつらえの異なる2つの客室―
―里山の旬を盛り込んだ食―
―宿泊とセットで愉しむアクティビティ―
【コワーキングスペース「咲蔵家.」】
がいせん桜通りの文字通り「蔵」だった建物を改修して2016年にオープンした「咲蔵家.」は、「来村者向け観光案内」と「村民向けコミュニティスペース」の2つの役割があります。Free Wi-fi完備、100円セルフカフェ設置で8時30分~17時までオープン。年末年始を除き年中無休で営業しており、旧出雲街道・がいせん桜通りを散歩する観光客の「止まり木」のような場所となっています。また、都市部から受注した仕事を登録している村民ワーカーに発注して、新・中山間地の村に仕事をもたらす「テレワーク推進拠点」としても稼働しており、Iターンや移住者も集うスポットです。
■咲蔵家.
岡山県真庭郡新庄村1143-3 TEL 0867-56-7750((株)まちづくり新庄村)
地図
- 木挽家
- 新庄宿 須貝邸
- 咲蔵家.
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