岡山土産と言えば「きびだんご」!老舗「廣榮堂」に行ってみた(岡山市)
昔話の桃太郎に出てくる「きびだんご」。岡山ではお土産として沢山の種類が売られています。今回はその中から、安政三年開業の歴史あるお店「廣榮堂(こうえいどう)」のきびだんごを、岡山のご当地ヒーロー「モモセイバー」と一緒にご紹介します。
(写真提供・廣榮堂)
- ライター
- 大岩主弥
- 掲載日
- 2026年1月21日
廣榮堂とは?
「廣榮堂」の開業はなんと江戸時代。もとは「廣瀬屋」という7代ほど続いた瀬戸物屋から安政3年(1856)にお菓子屋に商売替えしたのが始まり。池田藩家老の伊木三猿斎の指導で、古くからあった黍団子をお茶席にも向く求肥製にし、藩主から備前の国印である釘抜き紋の使用の印許をうけました。「きびだんご」が岡山を代表する銘菓として、藩主に認められたということです。そこから「廣榮堂」のきびだんごが広く知られていくようになりました。
それから170年、今もそのきびだんごが食べられるのは凄いことですよね。岡山県出身の作家・内田百閒(ひゃっけん)は「廣榮堂」のきびだんご、特に串に刺したものが大好きだったといわれていて、作品『夜明けの稲妻』の中では「中納言の吉備團子屋は廣榮堂」と書いています。中納言には現在も店舗があります。
元祖きびだんご
きびだんごと聞いてすぐに思い出すのは桃太郎。おばあさんが作ってくれたきびだんごを持って鬼退治に向かった桃太郎。きびだんごをあげて、犬・猿・雉をお供にするのは有名ですね。
廣榮堂の「元祖きびだんご」にはこんなエピソードがあります。明治19年(1886)に明治天皇が岡山に行幸された際、初代・浅次郎氏が自ら作った「きびだんご」を献上。そのお返しに「日の本にふたつとあらぬ吉備団子 むへ味はひに名を得しや是」という歌を詠んでくださり、「日本一のきびだんご」とお墨付きをくださったそうです。その後、交通の発達に伴い岡山駅のお土産として、鬼退治の縁起の良い岡山を代表する名物として全国に名を知られるようになります。
今回、株式会社廣榮堂の小西祐貴さんに色々お話をお聞きしましたが、やはりこの「元祖きびだんご」がお店の最大の特徴との事でした。主原料のもち米には、北海道名寄市産のものを使用しているそうです。特徴的なパッケージイラストは世界的な絵本作家・五味太郎さん。一度見たら忘れられないデザインですよね。
五味太郎さんの可愛いイラストの個包装
箱の中のきびだんごは五味太郎さんの素敵なイラストの包装紙に個装されています。実は前から気になっていることがあったので、小西さんに聞いてみました。
大岩>>
包装のイラストには何種類ありますか?また購入した箱には全種類入っているものでしょうか。
小西さん>>
イラストの種類は非常に多くございますが、元祖きびだんごのパッケージには決まった6種類(桃太郎、鬼、犬、猿、雉、ロボットのようなキャラクター)のイラストがランダムに封入されております。なお、10個入シリーズは現在7つの味(元祖、黒糖、海塩、きなこ、白桃、抹茶、スポーツ)で展開しており、いずれも同様の仕様です。
私のはちゃんと全種類入っていたようです。桃太郎達と一緒に中に入っていた謎のロボットのようなキャラクター。こちらは何のキャラクターなのかを聞いてみたところ、特に名前は決まっていないそうで、「
限定販売の「むかし吉備団子」
今回お話をお聞きして初めて知った「むかし吉備団子」。全国展開している元祖きびだんごとは別に、岡山県内の直営店7店舗と、オンラインショップ限定で販売しているそうです。こちらは、岡山県内の契約農家で特別栽培米として生産されたもち米を使用した商品です。パッケージもちょっと大人なデザイン。「元祖きびだんご」より甘さは控えめ。歯ごたえがしっかりしていて違ったおいしさがありました。こちらもおススメです。
購入出来る場所
直営7店舗(中納言本店・藤原店・さんすて岡山店・岡山髙島屋店・倉敷店・倉敷雄鶏店・天満屋岡山店)とオンラインショップで購入できます。そのほか、岡山県内のJR関連売店、天満屋ストア等のスーパーマーケット、サービスエリア・パーキングエリアなどで広く販売されています。県外では主に百貨店で取り扱われています。
まとめ
岡山市内の廣榮堂店舗の場所
- 中納言本店
- 藤原店
- おみやげ街道さんすて岡山
- 岡山高島屋店
- 天満屋岡山本店
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