レトロかっこいい「備前凸版工作所」で活版印刷体験。カフェもあります!(備前市)
「備前凸版工作所(びぜんとっぱんこうさくしょ)」は、備前市にある1920(大正9)年創業の「大西商店」と岡山を拠点に活動するデザインユニット「COCHAE(コチャエ)」がタッグを組んだ、凸版印刷を使った紙製品を扱うお店です。印刷体験スペースをはじめ、雑貨ショップ、カフェ、ギャラリーなどが併設した、新オープンのスポットに行ってみました。
- 掲載日
- 2024年11月13日
目次

3種類の印刷体験ができる!
印刷体験は3種類あります。体験はすべて予約制ですが、予約に空きがある場合は当日体験も可能。
予約は公式サイトで空き状況が確認でき、公式サイトか電話で予約できます。
A.活版印刷体験(1,500円)…好きな絵柄と文字を選び、テキン(手動活版印刷機)で印刷する体験です。印刷したカードを表紙にしたメモ帳が作れます。
B.シルクスクリーン印刷体験(2,500円~)…好きな絵を選ぶorオリジナル素材を自由にレイアウトし、Tシャツやトートバッグなど様々な素材に簡単に印刷できる体験です。自分の描いた絵や子どもの描いた絵などを製版(+2,000円)でき、オリジナルグッズを作る事も可能です。
※素材を持ち込む場合は無料ですが、お店でTシャツやトートバッグを購入する場合は追加料金がかかります。(Tシャツ700~1,000円、トートバッグ450~700円)
C.はんこ作成体験(2,000円)…自分の描いた絵をレーザーカッターでゴムシートに彫刻し、オリジナルのハンコを作る体験です。
活版印刷でメモ帳作りに挑戦
活版印刷の流れ①枠選び
活版印刷の流れ②絵柄選び
活版印刷の流れ③文字選び
活版印刷の流れ④隙間や高さを最終調節
活版印刷の流れ⑤テキン(手動活版印刷機)を使って印刷
活版印刷の流れ⑥表紙選び
活版印刷の流れ⑦背の色を決める
活版印刷の流れ⑧完成!
自動の活版印刷機
カフェスペースも併設
スイーツ&ドリンクでカフェタイム
紙と印刷にまつわる展示が見られるギャラリー
ギャラリースペースでは、紙と印刷にまつわる展示が定期的に開催されます。
現在は、展覧会「青空亭のネオ民芸展 −犬津絵とパン津絵− 犬ん子とチャンキー松本 」が開催中でした。凸版印刷を使って「雑貨」と「作品」の間になる物を作りたいと考えたお二人が選んだモチーフは「大津絵」。元より大津絵を愛し、大津絵を習ったこともあるというイラストレーターの犬ん子さんは「犬」の「犬津絵」、漫画家のチャンキー松本さんは「パンダ」の「パン津絵」と、大津絵にリスペクトをこめた作品を「備前凸版工作所」の為に描き下ろし、初出し! 会場には凸版印刷を使ったお二人の作品、原画なども多数並んでおり、グッズの販売も行われていました。
【展覧会「青空亭のネオ民芸展 −犬津絵とパン津絵− 犬ん子とチャンキー松本 」】
開催期間:2024年11月3日(月)〜2025年1月12日(日)
見て触って楽しめる雑貨ショップ
印刷相談もお気軽に
店舗情報
今回初めて活版印刷体験をしましたが、とても楽しかったです。印刷関連のアイテムがいっぱいのオシャレな雰囲気の店内で、世界に1つだけのオリジナル作品も作れ、美味しいお菓子が食べられたり、ギャラリー、紙雑貨の販売など、みんなが楽しめる「備前凸版工作所」。是非行ってみてください。店内にあるレトロな活字の棚は凄くかっこいいので、本物を見て感じて欲しいです。
【備前凸版工作所】
所在地:岡山県備前市西片上31
TEL:0869-87-0012
営業時間:9:30〜17:30(L.O.17:00)
定休日:水・木曜日
駐車場:平日3台、土日・祝日10台
※駐車場はお店から約100m離れた所にあります
地図
- 備前凸版工作所
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