津山のクラフトビール専門店・憂晴市場は、思わず「ジャケ買い」したくなるセレクトショップ

津山市に2023年2月にオープンした国内外のクラフトビールや輸入食材を扱う専門店に潜入!カラフルなパッケージでにぎわう店内では、購入したクラフトビールを飲むことも!旅の途中でふらりと寄れるスポットでもあるのでお土産にも最適です!
掲載日:2023年05月17日
  • ライター:酒井悠
  • 3876 ビュー

ひときわカラフルな「バンコクグリーン」が目を引くお店

JR津山駅から北に約1kmの場所にある商店街「ソシオ一番街」。
憂晴市場(うさばらしいちば)は、その商店街から一本道を外れた場所にあります。
店主のぽんちゃん曰く「鮮やかなバンコクグリーンで、遠くからでもすぐ憂晴市場が見つかります」という店舗の外観は一度見たら忘れられないインパクトがあります!
窓には「酒」や「世界各国」というカッティングの文字も並び、都会の雑踏にある看板のような雰囲気にレトロさや哀愁が漂う気がします。
お店の入り口がある正面はこのような感じです。
通りに面したカウンターテーブルがあり、こちらでお店のクラフトビールをスタンディングで味わうことも出来るそうです。

さぁ、いざ入店です!

「ジャケ買い」したくなる国内外のクラフトビールが並ぶ

見てください、このそうそうたるラインナップを!
色とりどりのパッケージにワクワクが止まりませんね。
そして、今回筆者が思わず買ってしまったクラフトビールたちをご紹介します。
うちゅうブルーイング(山梨県北杜市)の「宇宙DELUXE CITRA」(中央)、そして両サイドはVERTERE(バテレ・東京都奥多摩町)の「Eugenia(ユージニア)」と「Anemone(アネモネ)」です。

うちゅうブルーイングは、2017年から山梨県にDIYで醸造所を建設し、瞬く間に人気となったブルワリーです。

コンセプトがかなりぶっ飛んでおり(良い意味で)、今回購入した「宇宙DELUXE CITRA」の商品コンセプトも独特の言い回しで紹介されています。

「銀河の果てにある宇宙クラスの高級リゾート宇宙デラックス。女将であるミスデラックスのレシピで提供されるデラデラデラックスドリンクを再現しました!ミスデラックスに今回のデラデラデラックスドリンクのコンセプトを聞いてみました。全てはひとつ、全ては宇宙よ!」

というのがコンセプトなのですが、うーん、独創的ですよね!

VERTEREは東京都の最西端・奥多摩町にブルワリーを構えており、緑が豊かなこともあり、自然の中にあるタップルームは週末になると全国からビール好きが集うそう。

「Eugenia」はイチジクやドライフルーツ、マスクメロン、バブルガムを感じるフレーバー。「Anemone」はフローラルで柑橘を感じる風味と適度な苦味が特徴です。パッケージデザインもシンプルで引き算の美学を感じますね。

どちらのブルワリーもハイセンスな美意識を感じ選んでみました。
続いてはアメリカ代表のラインナップ。

中央はStone(アメリカ・カリフォルニア州サンディエゴ)の「Stone Buenaveza Lager(ストーン ブエナベーザ ラガー)」。

その両隣がGeorgetown(アメリカ・ワシントン州シアトル)「Bodhizafa(ボーディザファ)」※オレンジ色のパッケージと「Lucille(ルシール)」※ライム色のパッケージです。

「Stone Buenaveza Lager」は、メキシコの影響を受けライムと海塩を投入。爽快でバランスの取れた清々しくドライな味わいのラガーで、日本で流通している、あの「コロナ・エキストラ」の味わいに近いと言えばわかりやすいでしょうか。

「Bodhizafa」は大量のホップを投入して華やかに、オーツ麦を使うことでジューシーにしたIPA。「Lucille」もIPAで美味しさのあまりシアトルで取り合いになる程の絶品。IPA好きな筆者には垂涎の品です。

こちらのパッケージの組み合わせは映画『ゴーストライダー』や『マッドマックス』のような世界観といったところでしょうか。
そしてこちらはネーミングに惹かれた「されば悠々」と「一期一会」の2本。
どちらも2015年オープンのブルワリー・京都醸造のものです。

「されば悠々」のスタイルはバーレーワイン。直訳すると「麦のワイン」という意味です。通常のバーレーワインと異なるアプローチで麦芽にこだわった味わいが特徴です。

「一期一会」は、セゾン(柑橘系とスパイシーさが味わえるスタイル)で、京都醸造のビール造りに合致した意味合いも込めてこのネーミングにしたそうです。

言葉を使う職業(ライター)としては、どちらの銘柄も大切にしたいネーミングだなと思いました。

目に飛び込んでくる多国籍な輸入食材たち

そして、もうひとつの特徴は、こちらもカラフルなパッケージが並ぶ輸入食材の数々!

ベトナムのライスペーパー、タイのジャスミンライスやカレーセット、南アフリカの調味料など、ここでは紹介しきれないほど所狭しと並べられています!
日本ではあまりお目にかかれないパクチードレッシングなど、店主のぽんちゃんがセレクトした「好きなもの」がギュッと集まっています。
また、店内奥にはスナック菓子を中心としたおつまみが並ぶカウンターも。

クラフトビールや各種サワーが店内で飲めるほか、お酒のアテになるエスニックなおつまみ各種も楽しめるとあって、もはや買ったビールをここで飲みたい!

実際に多くのお客さんが店内での「角打ち」をしているそうで、Instagramの様子を見ると楽しそうな雰囲気が伝わってきます!

ちなみに筆者は「バイスサワー」の提灯に懐かしさを覚えてしまいました。
ショップカード(正方形のもの)もオシャレ、「ウサバラシール」と呼ばれるステッカーもオシャレ、フライヤーもアジアンな雰囲気で良い味出しているなぁ、と思いました。

ちなみに店名の「憂晴」は、「酒は憂いの玉箒」(酒は心の憂いを取り除いてくれるすばらしい箒ほうきのようなものである)という中国の故事が由来になっているそうです。

岡山や倉敷といった岡山県南や県外から来るお客さんもいる憂晴市場。
店主のぽんちゃんの好きが集まった「市場」は、クラフトビール好きにはたまらない空間でした!


【憂晴市場】
所在地:津山市京町45
営業時間:11:00~19:00
定休日:火曜日(不定休あり)
マップを見る

同じテーマの記事

このライターの記事