「まちなか美術館‐9月、総社の街は壁のない美術館‐」に行ってきた!

総社市の昔ながらの風情が残る総社商店街通りで開催の「まちなか美術館」に行ってきました!
コロナ禍で、延期になったこともありましたが、今年で3回目のアートイベントです。「9月、総社の街は壁のない美術館」とのサブタイトルが付いているように、昔ながらのまち並みに彩られたアートやライブイベントを楽しみながら、まち歩きを楽しんできました。
【まちなか美術館】2022年9月10日(土)~25日(日)
掲載日:2022年09月13日
  • ライター:高杉郁子
  • 2949 ビュー

「まちなか美術館」前夜祭

今年で3回目の「まちなか美術館」は、総社市の昔ながらの風情が残る総社商店街通りで前夜祭の行灯イベント「あかりおひろい」からスタートしました。
優しい行燈の灯りは、どこか昔懐かしい雰囲気が漂う、総社宮の門前町である、総社商店街通りの雰囲気にぴったりで、歩くだけで癒された感じがしました。
「あかりおひろい」の行灯は、2022年10月15日(土)、12月3日(土)にも開催予定です。

前夜祭は、小さな夜市も!!

秋の気配が感じられ、日がだんだんと暮れてくると、行燈の灯りに誘われるかのように、メイン会場の旧堀和平邸の周りが賑わい始めました。同時に、会場の室内ではライブも始まり、お食事を頂きながら、ゆっくりとした時間が流れていました。建物の外では、地元で採れたお野菜を使ったお総菜が販売されていて、お値段も昔ながらで、あっという間に売れ切れていました。定岡べジというブランドの新鮮なジャガイモを使ったコロッケを頂きました。熱々、ホクホクの昔懐かしい感じのコロッケで、1つだけ頂くはずが、美味しくて3つも頂いてしまいました。

レトロなアートに癒されて

旧堀和平邸では、レトロなアート作品や、障がいを持った方のアート作品が展示されていました。障がいを持った方の作品は、パネルにびっしりの計算式が描かれていて、それがひとつひとつに意味を持っていて、アートな世界を作り出していました。実際に見るとパワーが伝わってきます。

ハッカを使った商品も!!

レトロなアートの中に、ハッカグッズを見つけました!
旧堀和平邸を運営する、「NPO法人総社商店街筋の古民家を活用する会」では、昔、総社市がハッカの産地だったことを活かして、ハッカを栽培し、商品開発をされています。ハッカスプレーは虫よけに人気で、また、暑い夏は、煮出したハッカでハッカスカッシュにすると清涼感いっぱいで美味しいです。

日替わりシェフの美味しいお店

普段は、日替わりシェフで美味しいランチが頂ける旧堀和平邸ですが、この日は前夜祭といううことで、特別にディナーが頂けました。シェフは大人気の「つばめ食堂」さんで、台湾フードがメインのオリジナルディナー「ルーロー飯」を頂きました。新鮮な季節のお野菜を使って、様々なジャンルのランチを普段は作られているそうです。心地よい南国のライブを聞きながら、中秋の名月の下で、美味しい晩御飯を頂けて、取材を忘れて楽しんでいました。

【旧堀和平邸】
所在地:総社市2丁目5-20
TEL:080-1925-9379
営業時間:11:30~16:00(月曜日は14時)
休業日:火・水・日曜日

「写真と和服のコラボレーション」に参加!

参加費1,000円で、手ぶらで着物から小物までレンタルしてもよし、お気に入りの浴衣を持ち込んでもよし、カメラマンのロケーション撮影が付いているという、至れり尽くせりの楽しいイベントに参加してきました。総社宮から徒歩数分の場所に、会場の「古民家Y邸」があります。

和服をテーマにした写真展

会場では、着物をテーマにした写真展が展示されていました。普段は、レンタルもできるスタジオで、セルフ撮影ができるように照明やストロボが用意されていて、レンタル代を払えば自由に撮影が可能です。2階に上がると、古民家を活かした和室があり、そこでも撮影が可能だそうです。着物もレンタルや販売されているので、気軽に撮影が楽しめそうです。

総社宮でロケーション撮影!!

ヘアメイクは自分でして行き、浴衣はレンタルして着せてもらいました。普段自分では買わない浴衣を楽しめるのがレンタルの楽しみ方だと思います。冒険して、黄緑の浴衣を選び、着遊びを楽しんでレースのオレンジの足袋を合わせてみました。すぐ近くの総社宮に移動して、カメラマンさんと一緒のロケーション撮影は、とても楽しいひと時でした。カメラマンさんにとられている姿を撮影させてもらいました。

【Studio M & kimono labo k(2号店)】
所在地:総社市総社3丁目1-19
TEL:090-8062-3545(担当:村木)
営業時間、営業日は、お問い合わせ下さい。
 

まちかど郷土館

総社商店街のシンボル的な建物、「まちかど郷土館」では、「レトロな着物展」が開催されていました。建物もレトロですが、室内も大正ロマン風でおしゃれなので、写真を撮るにはおすすめなスポットです。

【まちかど郷土館】
所在地:総社市2丁目17-33
TEL:0866-93-9211
営業時間:9:00~17:00
休業日:月曜日

総社宮でソプラノコンサート!!

総社宮の待合所では、伊藤智恵さんのソプラノコンサート~優しい秋に寄せて~「こころのうた」が開催されていたので参加しました。懐かしい童謡を中心に、秋の季節にふさわしい「紅葉」、「夕焼け小焼け」、「虫の声」、「故郷」、「コスモス」など、一緒に歌う場面もあり、とても心地よい時間でした。(ピアノ:佐藤恵美子さん)

【伊藤智恵ソプラノコンサート童謡唱歌】
2022年9月23日(金・祝)
時間:14:00~14:40
場所:かめやホール(総社市総社1-4-8)
TEL:090-7113-0587(伊藤)
定員:30名限定
入場料:1,000円(中学生以下割引あり)

古書店でフォークソングライブ!!

どこか懐かしい感じのする古書店では、フォークソングライブを聞くことができました。総社市民会館の神が辻の「鬼が辻」のメンバーの方々で、鬼が辻のイベントが開催された歴史を歌と共に聞くことができました。9月17日(土)、24日(土)、どちらも10時からお昼ごろまで、朗読ボランティアさつき会による読み聞かせが予定されています。

「吉備再発見写生大会」金賞受賞作品展示

春に行われた、子供たちの「吉備再発見写生大会」の金賞受賞作品展示が、通りに面して飾られていました。

写真と言葉「マネキンは眠らない」

カルチャーセンターでは、ひときわ目を引くタイトル、写真と言葉「マネキンは眠らない」橘高繁福×兼池兼広のほか、「二水会期Ⅰ」+「成長する まちなかの木」、「私たちの絵しりとり」岡山県立大学デザイン学部生チームが展示されています。

豆Lab.

総社商店街を歩いてのどが渇いてきました。自家焙煎の美味しいコーヒーショップ「豆Lab.」さんで休憩することにしました。コーヒー豆のいい香りと、レトロな古民家の雰囲気がとても良く合っていて、居心地がよかったです。カフェオレも美味しかったです。

【豆Lab.】
所在地:総社市1丁目8-7
TEL:0866-34-2096
営業時間:11:00~18:00
休業日:水曜日

「招き猫」

国道180号線沿いの、山陽新聞総社支局の二階のウインドゥに、1.6メートル四方の大きな「アオイネコ」(鈴木崇寛)を発見!展示中の作品より小さな「アオイネコ」という作品があり、拡大して描かれたそうです。その隣、西向きに展示されている額縁入りの「猫招き」も注目です!!
他にも点在するまちの中のアートを楽しみに足を運んでみてください。
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