日生の隠れ家!? 頭島の一棟貸し農家民宿「海松緑(みるみどり)」で牡蠣と自由を体験
漁港の路地をぬけた先には、頭島の一棟貸し農家民宿「海松緑(みるみどり)」が。
パンチが効いたタイル風呂に、レトロな調度品。ノスタルジックな世界の中で、自由に過ごし方をカスタムできますよ。たっぷりの牡蠣料理をつくってみたり、シーグラスでアクセサリーをつくってみたり。ネコに出会うもよし。路地に迷いこむもよし。島でのすべてが、一点モノの思い出に。
- 掲載日
- 2023年2月28日
目次

海松緑(備前市)
海藻の一種・ミル(海松)から名付けたという農家民宿「海松緑(みるみどり)」。
「読みにくいし、見つけにくいし」。細~い路地の先のちょっと小高い立地のお宿のことを、そう称した松崎さん。牡蠣販売業も営む松崎ファミリーが手がけるこの民宿、なんだか楽しそうな気配です。路地の入口にはウェルカム石が潜んでいますよ。
漁港ビュー
大広間
島大工の風呂
外輪(そとわ)海水浴場
体験1.アクセサリーづくり
UVレジン、工具、パーツなど。まるでドラえもんのように、秘密道具がどんどん出てきます!テーブルでがっつり。コタツでぬくぬく。お好きな場所でもくもくと。テレビのない海松緑では自分のしたいことを、自由に、時間を忘れて没頭できますよ。
※Wi-Fi完備です
ミニ額縁もあったのでデコってみました!四隅のカラフルなパイプは「まめ管」といって、牡蠣養殖のために貝殻と交互に海中に吊るされるパイプなんですって。漂着物にも土地柄があるんだな。
手作りワークショップ【有料】
所要時間30~40分。11月~3月は土曜のみ実施。
※竹細工300円~、アロマストーン600円~など、事前にご相談ください。
島人の台所
体験2.牡蠣料理づくり
【牡蠣たっぷりのシチュー】
①先にバターで牡蠣とベーコンを炒めて取り出す
②野菜を炒めたら水を加える
③少し煮込んだらシチューの素・牛乳を加える
④①の牡蠣とベーコンをもどす。
という、たった4ステップで出来ちゃいます。
【牡蠣めし】
炊き立ての香りがたまりません!牡蠣はたっぷり300g。先に軽く下茹でするのがポイントです。
煮汁はお好みで加えてもOK。醤油やみりん、出汁などで調味して。3合なら、米2と1/3合+もち米2/3合を「おこわ」の3合ラインで炊きましょう。
食べる前からもう美味しい!牡蠣のフルコースです。牡蠣の旨味丸ごと飲み干せるシチュー。滋味深い味わいの牡蠣めし。そして忘れられないのが【牡蠣のソテー】です。
小麦粉を軽くまぶして1cmほどの油で揚げ焼きした牡蠣を、おろしポン酢でさっぱりと。大根の辛味と相まって至福の美味しさでした!
※食事は参考例です(自炊式、素泊まりの農家民宿です)。
体験3.島めぐり
旧日生南小学校の西エリアは松崎さん曰く、「たのしい」ところ。
頭島町並み保存地区とでも命名しましょうか。海を見下ろす茅葺屋根のお家や石垣。フォトジェニックな元郵便局。通りたい道がどんどん出てきて、地形の妙にハマること間違いなしです。
路地をウロウロしていると、高い塀の上に島ネコさんを発見。「おや、ずっとそこに居られたんですか」「今日は寒いですね」。訪問者として怪しまれないようにご挨拶すると、とっても野太いダミ声でお返事をしてくれました。
ひなせうみラボ
「ひなせうみラボ」の1階のショップでは殻付き牡蠣の販売。2階には地元食材のレストラン。広場でBBQしたり。電動自転車をレンタルしたり。お隣では、貴重な天然芝でグラウンドゴルフまで楽しめます。「島みんなでお世話できたらいい」そう語っていた松崎さん。海松緑を拠点にして。ひとつのきっかけにして。頭島をめぐり尽くしちゃいましょう。
オーナーの松崎さん
チェックインとチェックアウト以外は基本自由!とにかくリラックスできるお宿ということは、松崎さんのこの笑顔が物語っています。チェキに焼き付けた思い出のように。目を凝らせば光っている「浜辺の宝石」のように。頭島でのさまざまな体験が、自分だけの宝物になりますように!
【海松緑へのアクセス】
車:岡山ブルーライン備前IC~約17分
バス:JR日生駅前~市営バス頭島線で約10分(入鹿下車すぐ)
※お車は「民宿ひろえ」向かいの駐車場へ(7番が海松緑専用です)
海松緑(みるみどり)の場所(地図)
- 海松緑
- 外輪海水浴場
- ひなせうみラボ
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