日生の隠れ家!? 頭島の一棟貸し農家民宿「海松緑(みるみどり)」で牡蠣と自由を体験

漁港の路地をぬけた先には、頭島の一棟貸し農家民宿「海松緑(みるみどり)」が。
パンチが効いたタイル風呂に、レトロな調度品。ノスタルジックな世界の中で、自由に過ごし方をカスタムできますよ。たっぷりの牡蠣料理をつくってみたり、シーグラスでアクセサリーをつくってみたり。ネコに出会うもよし。路地に迷いこむもよし。島でのすべてが、一点モノの思い出に。
掲載日:2023年02月28日
  • ライター:おもとまちこ
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海松緑(備前市)

海藻の一種・ミル(海松)から名付けたという農家民宿「海松緑(みるみどり)」。
「読みにくいし、見つけにくいし」。細~い路地の先のちょっと小高い立地のお宿のことを、そう称した松崎さん。牡蠣販売業も営む松崎ファミリーが手がけるこの民宿、なんだか楽しそうな気配です。路地の入口にはウェルカム石が潜んでいますよ。

漁港ビュー

小高いということは=「眺めがいい」ということ!サンルームのような2階の窓辺は、港向きで開放感たっぷり。頭島東牡蠣処理場の様子も良く見えます。

大広間

1階の大広間は、8畳+8畳。計16畳の和室!広すぎます。みんなで雑魚寝も楽しそう。縁側の籐のテーブルセット、セピア色の写真のような渋い床の間も懐かしさを感じます。

島大工の風呂

勝手に頭島有形文化財に認定したい!島の職人さんの技が光るタイル風呂も、1階の奥に潜んでいます。まさか頭島で、富士見風呂に入れるなんて。
何ということでしょう。天井までも美しいタイル貼り!極めつけに、ゆるい曲線になっています。これは立派なジャパニーズアート。長期滞在して、毎日この湯につかりたいものです。洗濯機、洗濯ピンチ等、お洗濯グッズもしっかり完備。

外輪(そとわ)海水浴場

お宿から海水浴場まで、わずか300m!プライベートビーチのような海岸からは、カワイイ大多府島や、どしっと大きな小豆島。世界一美しいとして国際コンテストで優勝した「しあわせ観音様」(小豆島大観音)の白い像も見えます。
 

体験1.アクセサリーづくり

「わー、ビー玉はレアですよ!」。みんなで砂浜を凝視しながら歩いていると、波音に包まれて何だか一種のトランス状態に。小さな貝殻。カワイイ模様入りの焼き物の欠片(シー陶器)など。海からの贈り物を拾ったら、お宿でアクセサリーづくり体験です。
UVレジン、工具、パーツなど。まるでドラえもんのように、秘密道具がどんどん出てきます!テーブルでがっつり。コタツでぬくぬく。お好きな場所でもくもくと。テレビのない海松緑では自分のしたいことを、自由に、時間を忘れて没頭できますよ。
※Wi-Fi完備です
瀬戸内海の波に揺られてどんぶらこ。この透け感。この風合い。頭島の海で出会った縁あるシーグラスが、一点物の思い出に。
ミニ額縁もあったのでデコってみました!四隅のカラフルなパイプは「まめ管」といって、牡蠣養殖のために貝殻と交互に海中に吊るされるパイプなんですって。漂着物にも土地柄があるんだな。

手作りワークショップ【有料】
所要時間30~40分。11月~3月は土曜のみ実施。
※竹細工300円~、アロマストーン600円~など、事前にご相談ください。
 

島人の台所

島の実家に帰ってきました!?そんな素敵な錯覚を味わわせてくれる、レトロ懐かしい台所です。ラップに、レンジに、炊飯器。だれか住んでいるんじゃないんですか?そう聞きたくなる位、あらゆる調理用品が備え付けられていて、ある意味「家」の様に過ごせます。

体験2.牡蠣料理づくり

袋の中から無限牡蠣!?こんなに山盛りの、プリプリの剥き牡蠣。見るのも初めてなら、調理するのも初めてです。松崎さんプレゼンツ。【日生名物の牡蠣を使ってこんな料理ができるよ】お試しクッキング!スタートです。
【牡蠣たっぷりのシチュー】
①先にバターで牡蠣とベーコンを炒めて取り出す
②野菜を炒めたら水を加える
③少し煮込んだらシチューの素・牛乳を加える
④①の牡蠣とベーコンをもどす。
という、たった4ステップで出来ちゃいます。
【牡蠣めし】
炊き立ての香りがたまりません!牡蠣はたっぷり300g。先に軽く下茹でするのがポイントです。
煮汁はお好みで加えてもOK。醤油やみりん、出汁などで調味して。3合なら、米2と1/3合+もち米2/3合を「おこわ」の3合ラインで炊きましょう。
食べる前からもう美味しい!牡蠣のフルコースです。牡蠣の旨味丸ごと飲み干せるシチュー。滋味深い味わいの牡蠣めし。そして忘れられないのが【牡蠣のソテー】です。
小麦粉を軽くまぶして1cmほどの油で揚げ焼きした牡蠣を、おろしポン酢でさっぱりと。大根の辛味と相まって至福の美味しさでした!
※食事は参考例です(自炊式、素泊まりの農家民宿です)。

体験3.島めぐり

頭島のシンボル「たぬき山展望台」の東側に、スペースシャトル?ボーリングのピン!?こちらは島の自然を満喫できるキャンプサイト「Adve Camp」なんですって。建物の向こうには海の絶景が広がっています。
旧日生南小学校の西エリアは松崎さん曰く、「たのしい」ところ。
頭島町並み保存地区とでも命名しましょうか。海を見下ろす茅葺屋根のお家や石垣。フォトジェニックな元郵便局。通りたい道がどんどん出てきて、地形の妙にハマること間違いなしです。
路地をウロウロしていると、高い塀の上に島ネコさんを発見。「おや、ずっとそこに居られたんですか」「今日は寒いですね」。訪問者として怪しまれないようにご挨拶すると、とっても野太いダミ声でお返事をしてくれました。

ひなせうみラボ

「ひなせうみラボ」の1階のショップでは殻付き牡蠣の販売。2階には地元食材のレストラン。広場でBBQしたり。電動自転車をレンタルしたり。お隣では、貴重な天然芝でグラウンドゴルフまで楽しめます。「島みんなでお世話できたらいい」そう語っていた松崎さん。海松緑を拠点にして。ひとつのきっかけにして。頭島をめぐり尽くしちゃいましょう。

オーナーの松崎さん

チェックインとチェックアウト以外は基本自由!とにかくリラックスできるお宿ということは、松崎さんのこの笑顔が物語っています。チェキに焼き付けた思い出のように。目を凝らせば光っている「浜辺の宝石」のように。頭島でのさまざまな体験が、自分だけの宝物になりますように!

【海松緑へのアクセス】
車:岡山ブルーライン備前IC~約17分
バス:JR日生駅前~市営バス頭島線で約10分(入鹿下車すぐ)
※お車は「民宿ひろえ」向かいの駐車場へ(7番が海松緑専用です)
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