てくてく水路をめぐる!庭瀬・撫川界隈ほっこり発見旅

ダブル城址に水路のラビリンス!小さすぎませんか!?狛犬さん。個性あふれすぎですよ、お地蔵さん。などなど。清涼感たっぷりの水郷の町庭瀬・撫川(なつかわ)には、ナゼかほっこり癒される魅力がいっぱい。白壁の往来、趣ある寺社。開花70周年記念イヤーの希少な古代ハス!住みたくなる。伝えたくなる。素敵な町ですよ。
掲載日:2022年07月12日
  • ライター:おもとまちこ
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松林寺のおじぞうさん(岡山市)

赤色のマントやネックレスがとってもお似合い!大きくってゴロゴロ回せる、数珠の向こうで微笑んでいるのは、北向地蔵菩薩さまです。そして、境内に並ぶなまこ壁の蔵。1つは幕末まで170年余りも庭瀬藩を支配した、板倉家の位牌堂なんだとか。威厳ある薬医門。袴腰の鐘楼など。まずはこの松林寺をめざして、路地めぐりをスタートさせましょう。
所在地:岡山市北区庭瀬707

不変院の石橋

画になるな~。かつての庭瀬城の、張り巡らされたお濠にかかる門前橋。渡るだけでも何だかココロが躍ります!こちらのお寺は、板倉家の前に約90年以上庭瀬藩主をつとめていた「戸川家」(初代藩主)の菩提所なんですって。庭瀬領の一部だった隣町・早島町の「戸川家記念館」には、島左近(石田三成の重臣)の遺品など。合戦ゆかりの品々も展示されていますよ。
所在地:岡山市北区庭瀬866

庭瀬城址の古代ハス

不変院から迷わずに来られましたか?JR庭瀬駅からわずか500mほどで町のメインスポット、庭瀬城跡へ到着です。自然石の石垣のお濠に7つの鉢。世界最古の花・古代ハス!咲いていました。千葉県の地層から出土された種子を発芽させたという、世界的に有名な大賀博士のハス。2022年は開花70周年の記念イヤーなんですって!縄文時代から蘇った、鮮やかなピンク色。しあわせいただきました。
※花の見ごろは例年6月下旬~7月20日まで(朝7時~9時に全開)。開花情報は最新のHPにてご確認を。
所在地:岡山市北区庭瀬822(駐車場あり)
 

清山(すがやま)神社の狛犬

お濠で古代ロマンにひたったら、参道をそのまま進んでみてください。城址公園の中の神社に、小さくってカワイイ狛犬が!わずか40cmほどの小型犬サイズ。味わい深すぎな、浪速型狛犬さんです。白い漆喰塗りの本殿や、多角形の石灯ろう。推定樹齢150年という大イチョウなど。江戸時代には御殿のあった地を、ゆるりと味わいましょう。
所在地:岡山市北区庭瀬828

撫川城址(芝場城跡)の芝生

清山神社から150m西へ!かつては一体だったというお城を、2人の城主が分けたという。庭瀬城・撫川城のなんとも稀有な歴史。今では晴れ晴れしいほど、芝が一面に広がっています。登城を遂げて、たっぷり深呼吸したら、西側の路地へ回りましょう。ほぼ加工ナシの石を高い技術で積み上げた、野面積みの石垣の姿がよく見えますよ。素朴さあふれる、イイ隙間です。
所在地:岡山市北区撫川423(城址公園に駐車場あり)

撫川うちわのマンホール

涼しげな透かし技法に、俳句を切り抜いた雲のもよう。武士の内職として始まったという、郷土の伝統工芸品・撫川うちわが、大賀ハスとともに1枚のマンホールになっています!花鳥風月、金魚にコイ。後世にのこしたい、職人技の極みのうちわ。手づくりならではの、やさしい風を感じられそうです。
撫川うちわ→「晴れの国おかやま館」(岡山市北区表町1-1-22)にて購入できます。
所在地:岡山市北区庭瀬423 撫川城址そば(他 庭瀬駅前や散策コースにあり)

レトロな薬屋さん

ゆがんだガラス窓や、看板アートにほっこり。アンティークショップのような元薬局屋さん。斜め向かいには、渋~い佇まいの味噌醤油醸造所・川野屋商店さん。庭瀬・撫川界隈には、貴重な建築物が本当に多く遺されていますよ!重厚な黒漆喰ぬりの壁。軒裏の化粧垂木に、犬矢来などなど。歩けば歩くほど、この町の魅力にハマってしまいます。
所在地:岡山市北区庭瀬552(旧藤田薬局)

往来の道しるべ

指のかたち+着物の袖付き!という、とにかく時代を感じる道標。読めませんでした!「おかやま」(於可山)道と記されているそうです。東京の日本橋のような起点・岡山城下(千阿弥橋)から、鴨方往来。そして金毘羅往来。と、2つの主要ルートに庭瀬はあったとか。他にも、由加や吉備津など。スマホのない時代に人々を導いてくれた、やさしい石のしるべに出会えますよ。
所在地:岡山市北区庭瀬749-3(本町公民館そば)

焼杉板の常夜灯

お疲れさまです。水の都のシンボル、旧庭瀬港の常夜灯までたどり着けました!陸と水と人が交わるこの庭瀬の町へ。足守川からの舟船で賑わう港を、夜も照らし続けた高灯ろう。時を経て、町おこしのシンボルとして復元されています!埋め立てられていた港も一部再現されていたり。と、ぶらり旅のゴールで、水郷の名残りを満喫してくださいね。
所在地:岡山市北区庭瀬749-3(本町公民館隣)

犬養木堂記念館のぼくどうさん

おっと忘れてはいけません。ほっこり発見旅の締めくくりに、旧庭瀬港からあと1kmほど足をのばしてみませんか?この大庄屋の邸宅で生まれ育った、ぼくどうさん(犬養毅)。ちょっと緩めな?イラストになって、旗めいておられます。小川をはさんで建つ記念館も生家も、どちらもまさかの入館無料。242号線沿いの駐車場から続く「木堂こみち」には、かわいいプレートも埋め込まれているので、楽しく巡れちゃいますよ。
所在地:岡山市北区川入102-1(駐車場あり)
 
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