大正ロマンはKawaiiの原点♡ 夢二郷土美術館で乙女チックを満喫してきた
今や海外でも通じる日本語、「Kawaii(かわいい)」。外国語に訳しづらい絶妙なニュアンスで、日本のファッション文化を表現する言葉です。
明治、大正、昭和にかけて「美人画」挿し絵で一世を風靡し、「かわいい」を表現してきた竹久夢二は、まさにKawaiiの原点! そんな夢二の世界観を満喫できると聞き、夢二郷土美術館へ行ってきました。
企画展や、大正ロマンにひたれるカフェ。ミュージアムショップにはオリジナルグッズが豊富で、夢二の乙女チックワールドにメロメロ! 夢二の絵にそっくりなお庭番ねこ、「黑の助」くんにも会えて感無量です。
- ライター
- こばん(小林美希)
- 掲載日
- 2019年2月25日
夢二郷土美術館について
展示を見る時間はないという方は、ミュージアムショップやカフェだけの利用も可能です。その場合、入館料は不要となります。
2017年にオープンしたばかりの「第6展示室兼ミュージアムショップ&カフェ art café 夢二」のモダンさが素晴らしく、グッズの充実っぷりがすごくて感動しました。(詳しくは後述します)
岡山城・後楽園を観光したあとに、お土産選びはこちらで…という楽しみ方もありだと思います。
到着前からすでにかわいい!「夢二 黑の助バス」
アクセスは、岡山駅から夢二郷土美術館直行の「夢二 黑の助バス」に乗るのがおすすめ!
夢二郷土美術館お庭番の黑の助くんが描かれた、めちゃくちゃかわいいバスです。なんと内装も黑の助くんだらけ!
そして私は押し忘れましたが、降車ボタンの音が「にゃ〜」なのだそうです。
美術館に着く前からすでに「かわいい」にあふれています。
※岡山駅から路面電車に乗り替え城下駅から徒歩15分でも行けます。
まずはお庭番ねこ「黑の助」くんにご挨拶
展示室
第2-4展示室では、夢二の作品を鑑賞できます。女性の表情やたたずまい、洋服・和装のバリエーションや色使い、いつまでも眺めてしまいます。私の祖母が夢二ファンで、当時を思い出し懐かしい気持ちになりました。
夢二郷土美術館には、夢二作の掛け軸、屏風、版画、油彩画、水彩画、スケッチや、夢二が手がけた本や手紙など、作品と資料あわせて約3000点を収蔵しており、本館では年に4回、企画展ごとに違った作品が展示室に並ぶとのことです。何度も来たくなりますね!
私が行ったときは「松田基コレクションⅧ 夢二名品展・特別展示〈祈り〉」という企画展で、2019年3月17日(日)までとなっています。
※展示室は撮影禁止となっていますが、今回は取材ということで特別に許可していただきました。
第6展示室<art café 夢二> ミュージアムショップ
一番おすすめかもしれないミュージアムショップ。だって、夢二の世界観を自宅で堪能できるんですよ...!
大正ロマン・昭和モダンなモチーフは、お土産やプレゼントにも喜ばれること間違いなしだと思います。
絵葉書、クリアファイル、ハンカチ、スカーフ、お菓子、お酒などなど、種類も価格帯もさまざまな中からお選びいただけます。
<art café 夢二>のカフェメニュー
ミュージアムショップに隣接するカフェスペースでは、大正モダンな雰囲気の中、お食事することができます。
こだわりの岡山県産食材が使われており、「千屋牛ハッシュドビーフセット」など、どこかモダンなメニューが多いのも楽しい。
私は「黑の助ガトーショコラセット」(1,080円)を注文してみました。
ほろ苦いガトーショコラに黑の助くんが乗っているの、わかるでしょうか。(もちろん黑の助くんも食べられます!)
まだまだあるはず、夢二郷土美術館の「かわいい」を見つけに行こう
帰り際に、バス停にまで黑の助くんを発見しました!
地図もかわいいですよね。
まだまだかわいいポイントがたくさんあるはず!
ぜひ、実際に夢二郷土美術館へ行ってみてくださいね。
地図
- 夢二郷土美術館本館
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