国立天文台岡山天体物理観測所・京都大学3.8m望遠鏡(建設中)・岡山天文博物館・美星天文台・JAXA美星スペースガードセンター・JAXA上齋原スペースガードセンター・人と科学の未来館サイピア・倉敷科学センター・倉敷天文台・赤磐市竜天天文台・美咲町立さつき天文台などたくさんの研究施設・天文台・観測室・プラネタリウム・展示館があり、晴天率が高いこと・気流が安定していることなどが理由で、天体観測などに恵まれた環境にあります。
第1回は「倉敷科学センター」・第2回は「国立天文台岡山天体物理観測所・岡山天文博物館・京都大学3.8m望遠鏡(建設中)」をご紹介しましたが、今回は美星天文台・JAXA美星スペースガードセンター・井原市星空公園(美しい映像もあります。)・周辺のお勧めスポットです。
上の写真は、美星天文台と満天の星です。
星の郷青空市 (ほしのさとあおぞらいち)
お店の中に入ると、たくさんの方が買い物をされていて、野菜・果物などをかごにいっぱい入れられていました。
旬のニューピオーネ・シャインマスカット・梨・柿・栗などがお安いお値段で販売されていて、次々と売れており、農家の方が追加されておりました。
野菜は、ナス・ピーマン・ジャガイモ・インゲン・南瓜・白ネギ・玉ねぎ・ニラ・ごぼう・間引き菜・ソウメン南瓜・とうがらしなどと豊富です。
新鮮なお野菜を安価に購入できました。
中世夢が原 (ちゅうせいゆめがはら)
また、お祭り広場、グラウンドゴルフ、ドッグランもあり、ご家族で楽しめます。
この写真は、茅葺の農家の中の様子です。昔の生活がしのばれて懐かしいです。
右から、城主の館・美星天文台・JAXA美星スペースガードセンターが見えています。
JAXA美星スペースガードセンター
また、我々の地球の周りには、すでに使われなくなったロケットや人工衛星が多数飛び交っており、このような"宇宙のゴミ"はスペースデブリと呼ばれています。美星スペースガードセンターは、小惑星とスペースデブリを専門的に観測する施設しては世界で初めての施設です。
JAXA美星スペースガードセンター展示室
日本の宇宙開発やスペースデブリ観測について学ぶことができます。
開館時間:8:30~16:00、休館日:木曜日、見学は無料です。
美星天文台(びせいてんもんだい)
口径101センチの反射望遠鏡は、人間の瞳の2万倍もの光を集め、肉眼では見ることができない星雲・星団、宇宙の彼方にある天体を見ることができます。
天体観察は毎週金・土・日・月曜日の夜間におこなっています。
職員さんが口径101cm望遠鏡を操作し、画像を交えながら望遠鏡について解説します。晴れていれば青空の中に輝く一等星を見ることもできます。
この日は晴れていましたので、こと座のベガ・アルクトゥースを奈良県からのお客様グループと観望しました。
非常に珍しい夜の虹です。夜間に月の光で小雨や霧が照らされると見え、月虹(ムーンボウ)と言います。ハワイの月虹は有名ですが、日本国内での撮影事例は少ないです。滝の周辺では条件が整えば、観望・撮影が可能です。
井原市星空公園(いばらしほしぞらこうえん)
美星天文台から5kmほど離れた、大倉龍王山頂上近く(井原市美星町宇戸1165番地54)にあります。
映像提供:小林 幹也(spitzchu)さん
埼玉県から遠征され、美しい星空・雲の流れ・天と地上の天の川を見事に撮影されています。
矢掛屋 INN AND SUITES (やかげやいんあんどすいーと) 小田郡矢掛町
矢掛屋 では、美星天文台への「星空ツアー」(宿泊者のみ、定員20名、当日申し込み可)を実施しています。詳細は、矢掛屋にお問い合わせください。