秋の夜長に訪れたい!夜の倉敷 オトナ散歩 ~夜映えスポットもご紹介~

朝晩が涼しくなって秋めいてきました。秋の味覚が店頭に並んだり、街角の紅葉が少しずつ進んできたり。中には高校野球にプロ野球、ラグビーロス・・・なんて方もいらっしゃるかもしれません。そんな時はちょっと足をのばして、風情ある倉敷の夜を愉しむオトナ旅に、出かけてみませんか?

【写真提供】倉敷市観光課
掲載日:2019年11月01日
  • ライター:小池香苗
  • 955 ビュー

JR岡山駅からは電車で約15分

JR岡山駅から倉敷に行くには、電車ではJR山陽本線か伯備線に乗ると15分ほどで到着します。
天気のいい夕方には、車窓からは夕日が川面に映る綺麗な景色を見られることも。
夕方には各駅停車以外にも1時間に1~2本、快速電車の「サンライナー」が出ていて、タイミングよく乗れるとJR岡山駅の次はもうJR倉敷駅に停車!
県外の方からは「倉敷って岡山駅から遠いんでしょ?」と言われることがありますが、電車で行くと近いんです。
「出張帰りに、少しだけ倉敷観光もしたい」、という方には電車がおすすめです。

JR倉敷駅に着いたら

JR倉敷駅はホームにも蔵をイメージしたデザインが見られます。
階段には、倉敷に来た気分が盛り上がるこんな歓迎の仕掛けも。
いざ倉敷の街に繰り出す前に、夜は電車の本数が日中に比べて少なくなるので、あらかじめ帰る頃の時刻表をチェックしておきましょう。

倉敷美観地区までそぞろ歩き

JR倉敷駅から、風情ある街角・倉敷美観地区まで歩いて約10分ほどです。
蔵づくりの白壁が見えてくると、ああ、倉敷に来たなぁと感じます。
歩道では、倉敷市花・ふじの花が描かれたマンホールにも出会えますよ♪

インパクト大! 「デニムまん」はいかが?

散歩の始まりに、ちょっとお腹すいたな・・・という方には、まずは散策のお供に、こちらはいかがでしょうか。

「デニムまん」!!!!!

インパクト大の見た目に一瞬ひるんでしまいそうなこちらの豚まん「デニムまん」は、倉敷美観地区の「倉敷デニムストリート」限定! テイクアウトでひとつ350円で販売しています。
色はまさにデニムのインディゴブルー。
食欲が湧くかどうかは気持ち次第!ですが、その藍色はクチナシの花の色素を使っているので安心です。
夕方になりちょっと肌寒くなってきたので、あったかい豚まん、おいしくいただきました♪
他にも、世界的に有名な倉敷市児島のデニムやたくさんの種類のデニム製品、デニムソフトや人気のデニムタピオカなど飲食物も豊富。お店は夕方までの営業なので、気になる方はまずはこちらに直行しましょう!

【倉敷デニムストリート】
営業時間:10:00~17:30 ※12/6~3/5期間は10:00~17:00
 

「くらしき川舟流し」で美観地区を楽しむ

倉敷のランドマーク、柳がゆらめくレトロな街並み「倉敷美観地区」には倉敷川が流れています。
その倉敷川をかつて運搬のために往来していた川舟が現代に復活し、通年で運航されている「くらしき川舟流し」。

9:30~17:00まで30分おきに、倉敷川沿いにある川舟乗場から出航しています。
いざ川舟に乗り込んだら、船頭さんから配られる三度笠。

かぶってみると…乗客みんな笑顔に!
旅気分がいっそう盛り上がりますよね。

船頭さんの語りも楽しい!

船頭さんから倉敷の歴史のお話や、NHK朝の連続テレビ小説「カーネーション」をはじめ数々のロケ地となったエピソードなどを聴きながら、ゆったりと水辺の景色を楽しむことができます。

「夜のくらしき川舟流し」で美観地区の夜景を楽しむ

3月~11月の毎週土曜日は特別に、夜の倉敷の景色も楽しんでいただけるよう「夜のくらしき川舟流し」として、運航しているんです!ライターが行った日には、出張の仕事が終わってから来てみた、という県外からの方もいらっしゃいました。

川舟流しは、天候によって毎日10:00頃にその日の運航有無が決定されます。
朝9時から当日分のチケットをチケット売り場にて買うことができるので、早めに夕方の予定を立てておくのもおすすめ。

黄昏時から、美観地区一帯には「夜間景観照明」としてあちらこちらにほのかな光が灯っていて、日中の倉敷とはまた違った幻想的な夕景、夜景に出会えますよ。
 

くらしき宵待ちGARDENで竹林の光に癒される

【写真提供】くらしき宵待ちGARDEN

倉敷川沿いの道から、おしゃれな道案内の看板に誘われてほのかな明かりがさす路地を入ると、美しい竹林が見えてきます。
そこは、倉敷の地に音楽・芸術・食文化の交流が響き合いますようにとの願いを込めて生まれた「くらしき宵待ちGARDEN」。
竹林庭園の散策は、開門中どなたでもご自由にできます。
ライトアップは、日没から22:30まで。(※現在、一部増築工事中)

くらしき宵待ちGARDEN「星のヒカリ」

風に揺れる竹林を眺めながら、本格イタリアンのディナーはいかがでしょう。
現在、くらしき宵待ちGARDENにて唯一、夜にも営業しているイタリア料理「星のヒカリ」。
瀬戸内の食材をはじめ、新鮮な素材を活かしたやさしい味わいを堪能できます。
旬のフルーツを使った前菜をはじめ美しくおいしいお料理と、だんだんと陽がおちて幻想的に輝く庭園に、五感が満たされるひと時でした。
食事と合わせて、食器にもこだわっているのも嬉しいポイント。
今度はランチに、お隣の「パーラー果物小町」と一緒に訪れてみたいです。

倉敷一帯がやさしい光に包まれる「夜間景観照明」

【写真提供】倉敷市観光課

倉敷川周辺、倉敷アイビースクエア一帯のでは、夕暮れ時から灯りはじめる照明が夕焼けと相まって、倉敷の町をあたたかく照らしています。
「夜間景観照明」は10月~3月は日没から21:00まで行われ、倉敷が幻想的でやさしい光に包まれます。
※4月~9月は日没から22:00まで

倉敷美観地区で、夜映えフォトスポット探し

倉敷川沿いを歩いていると、ゆれる柳に進む川舟、店先に灯るあかり・・・どこを見ても絵になります。
いいカメラを持ってきていない時でも、さすが倉敷。
携帯電話でも、ナイトタイムのあたたかな雰囲気の写真が何枚か撮れました。
倉敷美観地区の夜映えフォトスポットを、いくつか巡ってみましょう。
お店の灯りに映える、倉敷ガラス。
色とりどりのガラスを透すやわらかな光に癒されます。
ステンドグラスのようなランプも発見!
お家にもこういうの、ほしいなぁ。。。
白壁の町の路地は、暗くなってきてもほのかに明るく、趣があります。
倉敷にはこのような細い路地があちこちに。
細い路地のことを、倉敷地方の方言で「ひやさい」と言うそうです。
倉敷の町あかりに映える、お気に入りの「ひやさい」をぜひ探してみてくださいね。
倉敷川の水面に映る景色も、夜は一層くっきりして見えます。
柳の緑に、白壁の建物が際立ちます。

大原美術館もライトアップ

エル・グレコの『受胎告知』など西洋美術を中心に世界的名画を集めた、日本初の私立美術館「大原美術館」。
県内外、そして海外からも大勢が訪れ、その荘厳な建築とともに人々を魅了しています。
倉敷市の「夜間景観照明」にあわせて、大原美術館の外観もライトアップしています。
「大原美術館」には「新渓園」という庭園もあり敷地内の散策も楽しめるので、見応えのある館内はぜひ日中にゆっくりと行ってみてくださいね。

一本路地を曲がっていくと・・・

倉敷川沿いから1本路地を入ると、雑貨屋さんや飲食店などが点在する風情ある通りが。
ここ本町エリアは、夜間営業のお店は少なくなりますが、道の両側に灯ったあかりがとても綺麗です。

着物姿や浴衣姿にほっこり

倉敷は、和装がよく似合います。
路地をそぞろ歩く着物姿、倉敷の旅館にお泊りの方の浴衣姿もちらほら。
今度は倉敷に泊まって、ゆっくり散策するのもいいですね。

レトロな有形文化財に出会う

あかりに誘われ本町を進むと、レトロなレンガ造りの建物が現れます。
第一合同銀行の倉敷支店として大正11年(1922)に竣工したルネサンス風の建物で、倉敷市の有形文化財(建造物)に指定されています。

色とりどりのステンドグラスにときめく

建物からもれる光は、とてもカラフル。
ステンドグラスの模様は、真ん中から小判、波、コインがデザインされているそうです。
さすが、かつては銀行だった建物。
随所に散りばめられた意匠に、当時の様子を想像してみたり・・・美しいステンドグラスの光に、ロマンと歴史を感じました。

倉敷アイビースクエア

白壁の街並みに映える、蔦と赤煉瓦が美しい、「倉敷アイビースクエア」。
明治時代、イギリス式の最新機械を備えた紡績工場の面影が色濃く残る建物は、現在泊まれる文化遺産「産業文化遺産ホテル」として、地域の発展に寄与した歴史を今なお物語っています。

※倉敷アイビースクエアの中庭及び夜間景観照明は22:00まで

倉敷アイビースクエア パブリックバー赤煉瓦

【写真提供】倉敷アイビースクエア

ひとやすみしたい時は、倉敷アイビースクエアの中に、夜までくつろげる場所があります。「パブリックバー 赤煉瓦」は、かつて紡績工場であった面影が残る半地下のノスタルジックな空間です。
ホテルロビーから客室のほうへと続く廊下の細い階段を下りていくと、あたたかい木造りの扉の入り口が。店内に入ると、そこはまるで倉敷の隠れ家のような雰囲気。
心地よい音楽が流れ、酒樽をイメージしたアーチ状の天井にひろがるキャンドルのあかりに、心癒されます。
オリジナルカクテル「アイビー」、「赤れんが」(各税込1,000円)をはじめ、種類豊富なお酒を愉しめます。
お酒を飲まない方も、蔦がデザインされたカップでいただくコーヒーで、ほっこり温まってみては。
テーブルチャージはないので気軽に利用できますね。パブリックバー「赤煉瓦」で、くつろぎのひと時をどうぞ。

大橋家住宅「影絵プロジェクト」

倉敷駅への帰り道、こちら「大橋家住宅」も見逃せないスポット。
倉敷の大地主であった大橋家は、倉敷窓や倉敷格子など倉敷町屋の特徴が今も残る、倉敷市の文化財として市民に親しまれています。
こちら大橋家住宅の窓には、1年を通して毎晩、影絵が投影されているんです。
日暮れから深夜1時頃まで、季節ごとに趣向を凝らした影絵は歴史ある建物に映え、懐かしい気持ちになります。
大橋家住宅の北側の窓には、写真のように、なにかを語らう男女の姿が。
どんな話をしているのかな・・・いろんな想像が広がります。
南側の窓はなんと、動く影絵。
季節ごとに変わる、心なごむストーリーが楽しめるので、こちらは、見てのお楽しみです!

締めくくりは倉敷駅の夜景を

「夜の倉敷オトナ散歩」いかがでしたか?

倉敷駅からお帰りの方は、ぜひ倉敷駅北側のライトアップも必見です。
大きなのっぽの時計台は、デンマーク、コペンハーゲン市庁舎のシンボル塔を模した「からくり時計」。
からくり時計は、夕方以降では17時・19時・21時にそれぞれ約6分間動き、アンデルセン童話の世界を楽しむことができます。

夜の倉敷オトナ散歩の締めくくりに、倉敷駅前のあたたかな洋風建築の風景を、ぜひ写真に収めてみては。
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